2010年11月18日木曜日

困ったときの小沢頼み・・・そろそろ党内が騒がしくなってきたようだ。

 私の家では、柿、みかん、夏みかん等の果実を自家用として栽培しているが今年の果樹は余りうまくない。天候不純の影響だろうか。
温暖化が進み、農作物栽培の適地も変化しているようだ。稲作では東北・北海道が適地になりつつある。一部の地域では高温障害がではじめている。
農業も大きな変化の時代に突入してきたように感じる。

さて、民主党内の動きが騒がしくなってきたようだ。菅内閣の支持率低下と尖閣ビデオ問題、地方選挙での敗北などなど、来年の統一地方選挙もさることながら、支持者からの厳しい声が議員の元に届き始めたようだ。
そんな中、小沢支持議員以外の中間派の議員達の中からも小沢さんへの期待が広がりつつあるようだ。党内をまとめられるのは小沢さんしかいないという認識は多くの議員の中にあるはずだ。
困ったときの「小沢だのみ」である。

今の内閣のメンバーや党執行部では、何一つまともに物事を進められない現状に対する不満と、今後の政権維持に対する不安は相当大きくなってきているのだろう。
かと言って「石に齧りついてでも」首相でいたい菅さんや「影の総理」と呼ばれ、裏で悦に浸っている仙谷官房長官が簡単に今の座から降りるはずもない。
虎視眈々と次の総理の座を狙っている前原氏や岡田氏もいる。

誰が引導を渡すのか。
困った問題である。小沢さんに期待するしか無いというのが多くの議員の本音であろう。

余談:日本と韓国の経済事情
韓国のサムスンなどの成長が日本でも話題になっている。FTAによる輸出の増加などが日本では注目を浴びているが、国内事情などは余り語られない。
そもそも韓国とはどのような国なのだろう。

人口約5000万人
全国土面積は98480km²で、これは北海道と四国を合わせた程度あるいは九州の約2.7倍(九州は36700km²)である。
輸出依存度約45%
輸入依存度47%


日本の輸出依存度は約16%である。
いかに韓国の輸出に対する依存度が高いかわかる。
しかし輸入の依存度も非常に高い点も注意して見る必要がある。
日本の輸入依存度は約15%である。
これらの点から見て一概に日本と韓国を比較はできない。
日本では内需が景気に大きな影響を与えるという認識が必要ではないだろうか。

よく日本の輸出依存度が低すぎるという人がいるが、これも一概に言い切れない。
例えばユーロ圏や北米大陸では、域内での取引もふくまれているので、簡単には比較できない。
日本の輸出依存度は必ずしも低くない。
むしろ、韓国の輸出・輸入依存度の高さの方が問題が多いように思う。 
韓国内では下記のような意見も出ている。
「政府は、輸出入依存度をこのまま放置すれば、韓国経済が世界市場に完全に従属する状況に直面しかねないとみて、サービス部門の育成を通じた国内市場活性化に力を入れる方針だ。専門資格と医療・保健部門の規制緩和などを通じ、年内にサービス部門の新たな成長動力を設け、対外依存度を適正な水準で維持するとの戦略だ。」

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